小笠原でのダイビングについて

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魚群、大物、イルカ、クジラまで。

東京から1000キロ南、外洋の真っ只中にある小笠原は、ボニンブルーと呼ばれる他より数段濃い海の色と豪快な地形の中で、イソマグロ、シロワニ等の大物、ユウゼン等のこの地域ならではの魚、イルカ、クジラまで出会える、ダイナミックな感動体験が出来ます。その上、美しいサンゴが群生する場所や、多くの沈船もあり、レベルに応じてバラエティ豊かなダイビングが楽しめます。
 

ケータ列島遠征は梅雨明けから

海況が安定する6月中旬から9月中旬は、父島より約50キロ離れた、大物とイルカの宝庫、ケータ列島への遠征ツアーも行います、特に海況が良いのは6月下旬〜7月で、ケータを狙う方はこの期間が行ける確率が高いです。

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ダイビングの合間はドルフィンスイム、ホエールウォッチングへ!

小笠原は世界有数のイルカ、クジラの宝庫でもあります、ポイント移動中は常に探し、出会えれば即ドルフィンスイム、ホエールウォッチングへ、又、島の周辺は多くの絶景ポイントもあり、ダイビングの合間も見所が連続します。
 

ドルフィンスイム、ホエールウォッチングはダイビングの合間に行う場合は追加料金はかかりません、又、野生動物ですので、出会えないこともありますので、ご了承下さい。

 

季節によって全く異なる見所が

四季によって全く違う見所があるのも小笠原の大きな魅力、季節ごとの楽しみが出来て、何度来ても飽きることがありません、その反面、季節を間違えると、見たい生き物が見られないこともありますので、以下のシーズナリティを参考にして下さい。

シーズナリティ

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年末年始〜4月、シロワニ、ザトウクジラの季節

年末年始からは父島周辺でのシロワニのベストシーズン、二見港湾内の他、いくつかのポイントで、数匹集まっている光景が見られるようになり、ザトウクジラもかなりの確率で見られます。
 

2月に入るとザトウクジラがピークに

2月になるとザトウクジラはベストシーズンに、4月中旬までだったらボート上からダイビングの合間でもほぼ間違いなく見られる上、海中では歌声が聞こえることも多いです。
 
海況が不安定ですが、3月中旬を過ぎるとだんだん穏やかな日が多くなり、ヒレナガカンパチ 、ウメイロモドキ大群、ユウゼン玉等、この時期だけの見所は多いです、水温は一番低い時期になりますので、ボートコート、スーツの下に着るインナーウエア等の防寒対策が必要になります。

気温20〜25度 水温19〜21度 スーツ:ドライ、5ミリウエット+フードベスト

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GW〜8月、イルカ、大型回遊魚の季節

GWはまだ水温が22〜24度と低めですが、天気が良ければ気温は25度を超えて夏気分、イソマグロ、ギンガメアジが多くなり、ザトウクジラもギリギリ間に合うことが多いです。海況良ければケータツアーも開始、ザトウとケータ両方の可能性があるのは一年の中でGWのみで、小笠原の見所を全て体験出来るチャンスです。
 

GW明けから梅雨に入ることが多いので、6月上旬までツアーをお休みする場合があります。

 

梅雨明けは6月中旬から

6月中旬から下旬、梅雨前線の北上と共に小笠原は太平洋高気圧に覆われ、いよいよ本格的な夏が到来します。ベタ凪の海をイルカが泳ぎ、海中は無数の魚群と大型回遊魚が闊歩する、大物を期待する方にとっては最適なシーズンが始まります。
 
ケータツアーは、梅雨明けからは、おがさわら丸の入港に合わせて毎便開催、一便滞在の方でも、海況良ければ必ずケータに行けるようなスケジュールを組んでいます。

気温27〜30度 水温24〜26度 スーツ:5ミリウエット+フードベスト

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9月〜11月、ボニンブルーの世界

一年中で最も透明度、水温が高い時期になります、他の海よりブルーが数段濃い、「ボニンブルー」と呼ばれる、濃紺の世界を堪能して下さい。水温が高くなると、イソマグロの数は少なくなりますが、カスミアジ、巨大なロウニンアジが多く、ヨスジフエダイやアカヒメジ等の根魚の密度と量は一番多くなります、ケータ方面は9月中旬位まで可能性があります。
 
 

マッコウクジラとトビエイの群れ

父島の沖にマッコウクジラが集まってくるのはこの時期、海況が良ければ2ダイブ&マッコウクジラウオッチングも開催、また。マダラトビエイ、ウシバナトビエイが群れになってくるのもこの時期で、暖かく、クリアな快適コンディションの中で、又一味違った小笠原の魅力が楽しめます。

気温27〜30度 水温26〜28度 スーツ:5ミリウエット